H30年度鹿児島県食品加工研究機関成果発表会を開催しました。
2018年08月02日
鹿児島県の食品加工研究機関が一堂に会し,県民の皆様等に対して,食品加工(農林水産,醸造等)の研究成果を発表・紹介しました。
~明治維新150周年~
先人を支えた食の魅力の再確認と「鹿児島のウェルネス」のブランド化に向けた食品開発
- 主催:大隅加工技術研究センター,工業技術センター,水産技術開発センター,農業開発総合センター,森林技術総合センター
- 共催:鹿児島県地域産業高度化産学官連携協議会
- 日時:平成30年7月25日(水)午後1時から午後5時
- 場所:かごしま県民交流センター大ホール
- 内容: ※PDF添付の発表資料をご覧になれます。
(1)基調講演
- 「あまみ長寿・子宝プロジェクト」に学ぶ鹿児島の「食」のウェルネス化
- 講師:社会福祉法人恩賜財団済生会支部鹿児島県済生会支部長 吉田紀子 氏
(2)研究成果の発表
- かごしまの未来を豊かにする新たな加工・殺菌技術の開発(大隅加工技術研究センター)
- 「かごしま黒豚」の客観的な美味しさの評価法(農業開発総合センター畜産試験場)
- 新しいタイプの甘酒ー茶・サトイモの発酵ー(工業技術センター)
- 養殖ブリ輸出促進のための高品質冷凍流通技術開発(水産技術開発センター)
(3)ポスターセッション(大隅加工技術研究センター分のみ掲載)
- 真空凍結乾燥装置を用いた食品加工
- 過熱水蒸気で加熱処理したバレイショの特徴
- 真空フライヤーを用いた食品加工
- 食品加工における高圧技術の利用
- 湛水栽培サトイモの特性解明及び親イモの加工利用
- CA貯蔵を用いたリコペン含量を増加させる野菜・果物の処理方法
- 酸性電解水の気化噴霧処理による青果物の収穫後腐敗抑制
- 県特産青果物の混載・船舶輸出を想定した品目特性調査
- 亜熱帯果実(タンカン、スモモ)の新規加工食品の開発
- 薩摩の食文化と獣肉~薩摩は意外に豊かだった?~
- 薩摩人の身長と健康~薩摩隼人・おごじょは大きかった?~
- 幕末維新を駆け抜けたウィリアム・ウィリス~鹿児島の医療・保健公衆衛生に貢献~
- ビタミンの父 高木兼寛~脚気(かっけ)撲滅に麦飯・カレーを導入~
- 6次産業化の祖 前田正名~農業を軸にした地方産業振興を促進~

開会のあいさつをする小林副知事

基調講演の様子

基調講演をする吉田紀子氏

研究成果を発表する当センター研究員

ポスターセッション・成果物展示1

ポスターセッション・成果物展示2