2016年03月25日
素材の特徴を生かした高品質殺菌・加工技術の研究・開発に資するため,「小型高圧処理装置」を導入しました。
高圧処理技術とは・・・
- 食品に高い圧力をかけることで、微生物の殺菌や農産物の機能性成分増強等を行うことができます。
- 本技術は、水などの圧力媒体に食品等を浸漬して加圧することで、均一処理が可能となり、加熱ムラのようなことはおこりません。
- 本技術は、熱をかけないので香気成分や色、栄養素等の損耗が少なく、異常物質の生成も少ないです。ただし、加熱で得られるような焦げ目や香ばしい香りは作れません。
- これらのことを踏まえた上で、本技術を活用することで、賞味期限の延長や付加価値の創出、健康志向の消費者へのアピール効果も期待できます。
仕様(特徴)
- 名称:小型高圧処理装置
- 型式:L2-400/3
- 処理可能な圧力範囲:3~400MPa
- 処理可能量:最大3リットル(推奨2リットル程度)
- 処理容器寸法:直径100mm×深さ450mm